【コーヒー豆の種類】産地の特徴や味の違いを徹底解説!あなたの好みはどの豆?

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こんにちはふくろうです

現在、スターバックスやドトールなどの全国チェーンのカフェから、近所の喫茶店でプロの方が入れてくれる本格的な味、コンビニでその場で挽いた豆をドリップした香り豊かなコーヒーが飲めたり、自分で豆を買って自宅で楽しむなど、インスタントコーヒーや缶コーヒー以外の本格的なコーヒーを気軽に飲めるようになりました。

いまではコーヒー豆をスーパーで手軽に買えたり、カフェや専門店でプロと同じ豆を使って自分で入れて飲めるようになりました。

しかし、豆を選ぶとき「種類、産地、焙煎度合い、挽目」など違いがわからずどれを選べばいいか悩んでしまい結局、定員のおすすめを選んでしまいませんか?

実はコーヒ豆は大まかに分けて2種類しかなく、チョコレートのような苦み、果物のような酸味、花やアロマのような香りそしてほのかな甘味も感じるものもあり、それは産地、焙煎度合い、挽目によってまったく異なってきます!

この記事を読むと

  • コーヒー豆の種類
  • 焙煎による違い
  • 挽目の違い
  • 産地の違いそれぞれの特徴

を知ることができます。

この記事を読んで自分好みのコーヒーを探してみてください!

コーヒー豆の種類は2つ

コーヒーとはアカネ科コフィア属の樹木で白い花を咲かせ赤や黄色の実をつけます。その実の中にある種を取り出して加工し焙煎したものをコーヒー豆と呼ばれるものです。

コーヒーの木には様々種類がありますが、飲用に栽培される品種は限られ大きく分けて2種類に別れます。

  • ロブスタ種

全体の約40%を占める品種で病気に強く安定した収穫ができるのが特徴です。しかし、独特の雑味があり、香りが少なく、強い苦みがあるため単体で飲まれることはなく、主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使われることの多い品種です。

  • アラビカ種

全体の約60%を占める品種で病気や害虫に弱く収穫量が安定しませんが、味が繊細で程よい苦みと酸味があり香り豊かなのが特徴の品種です。カフェやコーヒーショップで扱われるほとんどはこのアラビカ種の豆を使っています。また、産地によって苦みや酸味、香りの違いを楽しむことができます。スーパーなどでコーヒー豆を買うときはロブスタ種の入っていないアラビカ種だけの商品を選ぶことをおすすめします!

焙煎よる違い

コーヒーは生豆の状態では薄い緑色をしており、このままでは飲むことができません。コーヒーは熱を加えて豆を煎る「焙煎」をすることにより、馴染みのある色や味、香りが出てきます。

焙煎の度合いにより大まかに「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3段階に分けられ、この中でも細かく8段階に分けられます。焙煎が進むにつれ、酸味がなくなり、苦みが強くなります。

  • 浅煎り「ライトロースト」「シナモンロースト」

酸味が強く一般的にはあまり使われません。ですが、良質な豆だと、「豆本来の味」が楽しめます。

  • 中煎り「ミディアムロースト」「ハイロースト」「シティロースト」

一般的に飲まれるのはこの焙煎度が多いです。このあたりから、酸味が減り、徐々に苦みが出てバランスの良い味になります。

  • 深煎り「フルシティロースト」「フレンチロースト」「イタリアンロースト」

酸味はほとんどなくなり苦みと重厚な後味に変化していきます。主にエスプレッソ、アイスコーヒーに使用されることが多いです。

挽目の違い

コーヒーは焙煎をしても豆のままでは飲むことができません。コーヒーミルで豆を挽いて細かくすることではじめて、香り豊かなコーヒーを楽しむことができます。

挽目は挽かれた粒の大きさで5段階に分かれます。挽目を細かくするほど表面積が大きくなりより多くの成分が抽出されますが、その分エグみや雑味などが出て味に影響が出ます。味の好みではなく、使用する器具や抽出時間によって挽目を変えていきます。

  • 極細挽き 

粉砂糖ほどの細かい挽目。主に短時間で抽出するエスプレッソに使われます。

  • 細挽き  

上白糖ほどの挽目。水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)に使われます。

  • 中細挽き

グラニュー糖ほどの挽目。ペーパードリップ、コーヒーメーカーで使われます。この挽目が一番多いです。

  • 中挽き

ザラメとグラニュー糖の間の挽目。フレンチプレスやサイフォン、ネルドリップに使われます。

  • 粗挽き

ザラメほどの挽目。主にパーコレーターで使われます。またフレンチプレスやネルドリップでも使われることがあります。

主な産地は3つのエリア

コーヒーの産地は主に赤道近くから北緯25度、南緯25度までの一帯の「コーヒーベルト」と呼ばれ、コーヒー栽培に適した地帯です。コーヒーの産地ほとんどがこの一帯にあり主要な産地は3つのエリアです。

中南米エリア

ブラジル、グアテマラ、コロンビア、エルサルバドル、ジャマイカ、パナマなど

中南米エリアは苦みや甘み、酸味の味のバランスがとれているのが特徴です。「コーヒーの王道」と呼べるエリアです。代表的な産地は、

  • ブラジル

生産量、輸出量ともに世界最大の産地。苦み、酸味、バランスが良くクセのない後味ナッツ、チョコレート思わせるような香りとほのかな甘味があります。

はじめてコーヒーを飲まれる方はブラジルをおすすめします!

  • グアテマラ

ほのかな酸味があり、チョコレートのような甘みと香り、カラメルのような濃厚な香りが特徴です。

  • ジャマイカ

ジャマイカといえば「ブルーマウンテン」が有名です。ブルーマウンテン山の限られた標高で生産された豆だけがブルーマウンテンと名乗ることができ、その味わいはすべてのバランスの取れた高級品です

アフリカエリア

エチオピア、ケニア、タンザニア、イエメン、ルワンダなど

アフリカエリアは苦みが少なく、フルーティな甘味と香りそしてスッキリとした酸味と後味が特徴です。「コーヒーは苦いもの」「酸味のあるコーヒーは苦手」という方もアフリカのコーヒーを飲んでハマる人も多いそうです。代表的な産地は、

  • エチオピア

エチオピアは「コーヒー発祥の地」として有名です。「モカ」という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?イエメンにあるモカ港からエチオピアとイエメンの豆を輸出していたためその港の名前から「モカ」と呼ぶようになりました。その味はレモンティーを思わせるような爽やかな味わいでジャスミンのような香りが特徴です!

東南アジアエリア

インドネシア、ベトナム、インド、タイなど

東南アジアエリアは「ロブスタ種」を多く生産しているエリアですが、アラビカ種を生産している地域もあります。

その味は個性的な香りを持ったコーヒーが多く、独特な後味を感じることができます。その味と香りは癖になります。代表的な産地は、

  • インドネシア

インドネシア産と書かれた豆のほとんどはロブスタ種です。しかし「マンデリン」と書かれたコーヒーを目にしたことがあると思います。マンデリンはスマトラ島で生産されてるアラビカ種です。

その味は酸味が少なくほろ苦く、コクが深い重厚な後味です。そしてハーブやシナモン、土のような香りといったとても個性的な香りが特徴です

この個性的な味と香りにハマる人も多いです!

まとめ

一口にコーヒーといっても焙煎度合いや、挽目、産地によって「香り、酸味、苦み、後味」が異なり全く別の飲み物のように感じます。コーヒーを選ぶとき好きな味、香りから焙煎度合いや産地を選んでみて下さい。また、全く違う風味のコーヒーを選んでみたり、いつも飲んでいるコーヒーの焙煎度合いや挽目を変えてみても、自分の新しい好きな味を発見できるかも知れません。それも、コーヒーの楽しみの1つです。

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